こんにちは!nemu(@nemusblog)です。
実は去年から準備を進めていたのですが、やっと正式にご報告できることになりました。
昨年9月にしれっと高倍率・高難易度と言われているイギリスのワーキングホリデービザに当選し
コロナの様子を見極めながら過ごしてきたのですが、
カンボジアのコロナ感染が拡大し活動制限が増えた2020年2月頃、イギリスのコロナが急激に減っていくという出来事が(ワクチン..!)。
そして予定通りにロックダウンが完全解除される今夏、イギリスに渡ることを決めました。
すごく大きなご報告ですが、私の中でもまだ全く実感がありません…..退職が決定した日に書いています。
今回は、ワーホリ取得までの流れについてまとめてみます。
ずっとずっと報告したかったけれど、決断に6ヶ月もかかりました。すっきり!
Contents
わたしのイギリス歴
ブログでもお伝えしている通り、私は大学院生としてイギリスに留学していました。
そのため、最終学歴はイギリスの大学院、栄養士資格もイギリスのもの。
パートナーもロンドンに暮らしている他、基本的に私が普段情報を集めているソースもイギリスのものが多いです。
ただ、卒業後は現場経験が欲しくて、さっさと出国してしまったため、イギリスでの就労経験はありません…。
今は自分の中の4割日本、3割カンボジア 、2割イギリス、1割はパートナーの国という感じです…。
受かるなんて思っていなかったイギリスYMSビザ
そんな、自分の中の2割を占めるイギリスですが、最初は今後行く気も予定も、正直ありませんでした。
就労ビザの習得が難しいイギリス。
そんなイギリスのワーキングホリデービザは大変人気で、倍率は10倍とも20倍とも言われています。
昨年9月頃。仕事で納得できないことがあり、イライラとしていた時に友達から「今YMSの応募期間らしいよ」と聞き
ふぇええ現実逃避…と思いながら何の感情もなくメールを送ったのがきっかけ。数日後に、合格メールが来ていました。
ネタとして笑って辞退するつもりだった
メールを3回くらい読んで、あれ??となって、そのままお母さんに電話しました。笑
めちゃめちゃ覚えています。「まあ行くわけないけど。。。。お金かかるし、無理だし。そんなの計画にない」と笑って流そうとしたこと。
お母さんに、いや…ちゃんと考えてみて。ちょっと待って!と言われなかったら、私はそのまま辞退していたことでしょう。
何も調べずに応募したので、不可能だとも思っていました。
- 日本国籍だけど、カンボジアにいる(カンボジアでYMSビザ申請なんてできるのか?)
- 資金証明(結構な額がカンボジアの銀行に入っていないといけない)
- ビザ申請料金の準備(めちゃめちゃお金かかります)
- 渡航時期(えっ、仕事は?コロナは?)
最後の渡航時期はコロナ次第ではありましたが、他の項目は冷静になって調べると全部可能だった…んですね。
不可能だと思っていた非現実な出来事が、調べるうちにどんどん現実になっていく….
まあとりあえず捨て金でもいいやと思い、高い料金を払ってカンボジアのビザ申請センターに行きました。
自分の夢に近づくのは、どっちの進路だろう
そこからも、カンボジアで今の仕事を続けることや、
日本に戻って母国でキャリアを高めること、何も決まっていない&経済も不安定なイギリスで挑戦すること、
どの選択が適切なのか。悩みに悩みました。
悩みすぎてコーチングをお願いしたり、時には寝ながら泣いていたりもしました。
新卒一年でワーキングホリデーなんて、どう見てもパッパラパーみたいで。そこも不安でした。
ただ、ワーキングホリデーは、日本では「遊びに行くもの」という印象も多いですが
ビザ取得が有利でない国の人にとってや、就労ビザが下りにくいイギリスにおいては、間違いなく夢のまた夢のようなビザ。
自分の修士号がある国で、働ける。それは(うまくいかないかもしれないけれど)、挑戦してみる価値があるものかも、と思いました。だって、まだ全然若いし…..!
【イギリスyms】語学学校より、無給でも働くメリットの方が大きいと感じる話。やっぱり、専門分野の本場で働きたい
というのも、その分野がない国で、知らない人と働く経験がこの一年あったから。
Global Nutritionの分野は、国際協力や国際保健などではもう言わずもがなかもしれませんが、そうじゃない人たちにとっては「なにそれ??」状態でした。
ただ、そんな現場経験を得た今、前よりももっと同じ専門分野の人たちと働きたいと強く感じるように。
加えて、就職が難しいイギリス。
この経験を重ねているからこそ、新卒では逃げてしまったイギリス就活に挑戦してみたいと考えました。
まさかの、コロナが激減…..
YMSビザは、指定された90日間に入国する必要があります。
どうしようどうしようともやもやしながらビザの開始1ヶ月前になった頃、イギリスのコロナ感染者が激減し始めたんですよね。奇跡。。。。
同時に、その頃たくさん自分と向き合ったことで、なんとなく次の進路を選ぶ軸になるものも見えてきていました。
渡航時期にオンラインで仕事の見込みもでき、経済的な後ろ盾もちょこっとできたので、
仕事でぽきっと折れたタイミングでえいっと決めてしまいました。最後は、直感と勢いでした。
イギリス行きを決めた後、ロンドンのホストマザーに電話しました。
I am proud of myself choosing this. I feel like finally I became myself againと言って、本当はすっごく大変だったとわんわん泣きました。笑
やっと、好きな自分に戻れました。
不安な道を選びますが、それでも自分らしく進むことを決めたことは誇りに思いたいです。
でも、戻ってくるかもしれないし他国に行くかもしれない
もしこのまま、イギリスのコロナが落ち着いていけば、就活市場としては結構悪くないと見込んでいます。
ただ、またぶり返す可能性もあるから、イギリス国内の仕事と同時に他国も幅広く見ていきたいと思っています。
もちろん日本も、カンボジアも。
挑戦しながら暮らせるチャンスが得れただけでも、とても幸せなこと。
ずっと欲しかった現場経験が得れた今、ゆっくりと目標に向かって進んでいきたいです⭐️