こんにちは!海外生活が計4年以上…となりましたnemu(@nemusblog)です。
海外で暮らすって何かとストレスが溜まりがちですよね!
旅行でちょこっと過ごすのとは違い、
慣れない言語や文化の中で、仕事や勉強の結果を出しながら人間関係も広げていく毎日。
私も、これまでフランスやイギリス、そしてカンボジアと様々な国で暮らしながら
出会う人が変わるストレスや、慣れた環境を離れるストレスなど
日々様々なストレスと葛藤してきました。
海外生活に憧れていたので、「帰りたい!」と思うことはそれほどないものの
ちょっと逃れる環境や、友達がいない中での生活はやっぱり大変なことも…。
今回は、海外生活の中で出会うストレスの原因と、
わたしが実際に行った対処法についてまとめました。
Contents
海外生活でストレスに陥る原因
日本ではあまり気にならなかったのに、海外生活だとストレスに感じてしまうこと、結構あるかと思います。
特に、精神面が落ち着かなかったり、自分のパフォーマンスが下がるような出来事にぶつかると
何もかもがいやになってしまったり、どこかに逃げ出したくなったり。
私はそんなことばかりです…!😢
①言語が話せない
どんなに英語を勉強していても、ネイティブたちの日常会話に飛び込むと
資格で求められる英語力と違って全然対応できない...ということがよくあります。
授業を受けるよりも、仕事の会議よりも
ネイティブ達との日常会話が辛かったです。同じところで笑えない、ついていけない。
「こいつ、ついていけてない?」って気を使わせるのも嫌だったし
かと言って、わかんないのに笑ったり同意したりしている自分にだんだん虚しくなってしまうことも…
②日本と評価のされ方が違う
特に駐在や(交換ではない)留学で渡航している場合。
これまでしっかり結果を出してきた人や、プライドが高い人にありそうな視点ですが
言語の壁や、働き方の違いなどによって
日本では評価されていたことがうまくいかない、認めてもらえないということが
特に渡航してすぐの頃はちらほらあります。
だんだん、そのギャップにうまく適応できるようになりましたが
これまでうまくやれていたスタイルだと、こっちでは認められない!という現実は
自分を大きく変える必要があるのか、とプレッシャーに思ってしまい辛かったです。
③食事が合わない
軽視されがちだけど、一番大切なのは食事なのでは??と食べるの大好きな私はやっぱり思います。
食事が合わない国、落ち着ける味がない国での生活はやっぱりしんどい!
疲れて、スーパーで「なんとなく美味しそう」と買ったお惣菜が激まずだったり(あるある)
だんだんどれも同じ味に感じてきて、
しまいには夢の中で日本食が出てくることなんかもありました。
疲れた時や、落ち着きたい時にやっぱり一息つけるのは、祖国の味だと思います。
最近は中華スーパーだとアフリカ圏にもありますが、それでも地方とかだとなかなか難しいですよね。
私は、海外就職の際にその国の日本食レストランの有無なども見ていました。笑
④母国語で話せる友達がいない
特に20代〜で海外に一人で出た場合、タメで心から話せる友達がいないのって
やっぱり寂しいし、ストレス発散の機会が限られると感じます。
日本人の先輩なんかはいたりしても、やっぱり違う。悩むこととか将来の話とか、したい!
梅酒とか日本酒飲んで(高くて買えない)
次の日には忘れちゃうようなしょーもない話して(する人いない)
酔い潰れて帰って(危ないのでできない)
みたいなことに、結構憧れてしまうようになりました。同期とかもほしかったな。
当たり前みたいなことが、心の支えになっているんだと思います。
⑤心から落ち着ける場所がない
人間関係で疲れたり、学校の授業がわからなかったり、
仕事でうまくいかなかったり。
そんな時に、自分に戻れる場所が少ないと思うことがあります。
だって、海外に出てきているんだから…と言えばその通りなんですが。
異文化のワクワクは、確かに刺激的で楽しいけれど
逆に言えば、疲れた時に落ち着ける場所がない。
それこそ馴染みのカフェとか、学生時代から通っていた飲み屋街とか
なんでも話せる友達、恋人、家族含め、
そんな環境が 海外生活にはなかなかありません。
仕事のもやもやをうまくリフレッシュできないまま翌朝を迎えてしまう、なんてことがちらほらあります。
私が実際に行った海外ストレス解消法
①日本語に触れる機会を作る
まず、なんだかんだ母国語に触れる機会を作るのは、心を元に戻すためにも大切。
家族や友達に、時差を合わせて連絡してみたり
Kindleで活字を読んだり、あとYoutubeでバラエティを見たりしています。
通学中などに、日本のラジオを聞いてにやけながら登校していたこともありました。
今までと同じ自分に戻れる時間を、毎日少しでもいいので作ってあげることがおすすめ。
海外に来たからには英語の環境で、と思う気持ちはとてもわかります。
私も生活環境や、外で会う人に日本人はほとんどいませんでした。
だからこそ、家に帰った時や寝る前などに、敢えて少し時間を作ることで、外で頑張る活力を得られるのかなと思います。
②自分が嬉しくなることを集める
疲れた時に、これをしたら自分に戻れる、ということや
ここで頑張る意味を再確認できる、という場所を書き出して部屋に貼っていました。
机の前、一番見えるところに。
ストレスが溜まると、頭がいっぱいになってしまって
「どう対処したらいいのか」がすぐに見えなくなったりします。
なので、自分で書き出してみて貼っておくのがおすすめ。
例えば、私がロンドンにいた頃に記録していたのは
- プリムローズヒルからロンドンを一望する
- 旅行本専門の本屋さんに行く
- ノッティングヒルを歩く
- Skyscannerで次の旅先を決める
- 公園で自然に癒される
などなど、「こうしたら自分が幸せになれる」と思うことだけ集めていました。
部屋に貼っておくと、もしストレスが溜まってもこれをしたら大丈夫だ、という
予防策的な役割を果たしてくれました。実際に実施した頻度はそんなに多くなかったかも。
③SNSで発信する
海外での生活って、慣れてきた自分にとっては当たり前でも
誰かの参考になる情報がたくさんあるんじゃないかと思います。
日々のあれこれを発信して、誰かの役に立てることは、新しい繋がりを作ったり
自己肯定感を高めてくれる効果があってとてもおすすめ。
Twitter、インスタグラムやブログなど、自分の負担にならないやり方で
何気ない日常を発信していくだけでも、いつの間にか自分の中に新しいコミュニティができているかもしれません。
④日本食には投資をする
とりあえず、お醤油と出汁があればだいたいのものは日本風に仕上げれてしまいます。
パスタも、買ってきたフライドポテトも私は和風にしていました。笑
家で作りづらいお寿司や天ぷらは、たまの贅沢に食べに行ったり
お醤油はローカルスーパーでもありますが、和風出汁は実家から送ってもらっていました。軽くて安いし!
少なくとも、ごはんくらいは自分の好きにさせてくれ!と思っていたし
日本食材店がある地域だったら、料理酒やお味噌あたりもほしいところ…
自分の慣れた味を食べることができるのは、精神的にも落ち着くので大切。
やっぱり、食べれないと元気出ないですもんね。。
⑤将来と向き合う時間を作る
これでいいのか…?これからどうしよう…?と沸き続ける不安と向き合うため
そんな思いを集めるノート作りをやってみるのもおすすめ。
だいたい月に1回ほど、カフェに籠もってノートに悩み事や、不安をばーっと書き出し
自分と向き合う時間を作っていました。
それが人間関係の時は、嫌な面じゃなくて良い面も同時に書いてみたり。
将来の不安であれば、今すべきことは何なのか分析してみたり。
ずっともやもやとしていた不安も、文字に起こしてみると、案外すっきりしたりします。
このcaminoノートが、そんな使い道にぴったりのコンセプトで愛用しています🗒
まとめ
以上、私が海外生活の中で見つけたストレスとその対処法でした。
海外生活は辛いことも多いですが、それ以上の喜びやワクワクがあるので
これからも辞められないな、と思います。
どんな場所でも、自分の機嫌を良くしてあげられるようにいたい、と日々試行錯誤しています🌼