25歳の自由に生きたい旅人が、社会に出て変わったこと

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こんにちは!nemu(@nemusblog)です。

これまで、大学を休学してバックパッカーで世界一周に出たり、好きな機関で働いたり、もっと極めたい!と思った学問の修士号を目指したり。

好きな国で自由に生きていきたい!と、これまでは”自分にとって何が幸せか””どんな仕事をして生きていきたいのか”を見つけようと、縛られずに生きていくことを大切にしていました。

社会に出て半年。そして、新卒でありながら25歳。

意図していなかったけれど、「人生の分岐点」と言われる年齢に差し掛かり、人生設計について考えることが、じわじわと増えてきました。

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ずっと旅人みたいにふわふわと生きていきたい、と思うんだろうと予測していたけれど、想像していたより若い期間って短いし時間って早く進むんですね。泣ける。

若くから旅を始めてよかった、と思う一方で、それだけじゃだめじゃん。と思い始めたというお話です。

この記事を読んでくださる方へ

本記事の情報は、あくまで自身の経験や執筆当時の情報に基づいてまとめたものになります。
アップデート等随時対応予定ですが、記載内容等についてご意見・ご質問等あればお問合せフォームよりお願いいたします。🙇

クオーターライフクライシスとは

Quarter Life Crisisって聞いたことありますか?私のパートナー(同い年)が一年前ほどに陥っていました。

人生の1/4が過ぎ、分岐点とも言われる年代に差し掛かり、人生設計に悩む頃。

このままの仕事でいいのか、結婚はどうするのか。どこで生きていくのか?

これまで頑張ってきた人ほど、その選択肢も多くなるはず。どう歩んでいくのか、どうしたらいいのか。

もう、これまであった「なんとなくこうしよう」というレールはなくなり

自分の経験と勘で選んでいく時期。

私もきっと陥っています、クオーターライフクライシス。思ったよりも早かった!笑

新しいことを知るばかりの旅には飽きてきた

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これは、昨年大好きな国ポルトガルを一人で訪れたときに思ったこと。

旅を始めた頃は、有名なところは全部行って、たくさん写真を撮って名物を食べて、という毎日だったけど、いつの間にか暮らすように旅するように。

そして、新しいことに出会うことも、飽きてきてしまうように。

日本にいた頃は憧れていた景色も、ある程度暮らして慣れてくると、「そこにいる自分」が当たり前になってくる。

結局、どこに行くか、どこで暮らすか、よりも、そこで何をするか、どんな人とどんな価値観で生きていくか、のほうが大切だと感じるようになりました。

テーマを決めて、旅に出る!21歳女子大生が単独で世界一周した理由。

自由だけじゃない、何かの「やりがい」が欲しくなってきた

最近流行っているフリーランスも、ノマドワーカーも「自由にどこでも働ける」ことばかりが先走っているけれど、

何に価値を置くかは、それぞれ違う。

例えばパリに住めたとしても、日本食レストランの厨房で働くのであれば私がやりたい人生じゃない。

数ヶ月ごとに、物価の安い東南アジアや東欧を移動しながらネットで翻訳フリーランスをして生きていく、としても

人生の1/3を小さい画面に向き合って生きていくのは、わたしは違う。

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そうやって、他の人にとっては「好き」「憧れ」の生き方だとしても、自分の心が喜ばなければ、何でもないんだと感じるようになりました。

なんとなく憧れる「自由」じゃなく、自分なりの幸せを追求したいと今は強く思っています。

この世代ってSNSでのマウンティングや、周囲の結婚・昇進の話で人生観も揺れまくりな時期。

自分と向き合う時間も、しっかり作っていきたいと感じています。

ゆっくり贅沢に好きなことをしたくなった

想定外だったけれど、社会で働くようになり、そこに頭も力も注ぐ生活が始まると休みの時は贅沢にゆったり過ごすことを好むようになりました。

ちょうど今年の4月、フランス語のこんな投稿を見つけて、「わたしはそうなるのかな〜〜」と流していましたが見事にその通り。

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今まで、ドミトリーででっかい男子が横にいても、いびきがうるさくて、なんなら洗濯物の匂いとかしていても

全然気にならずに「これも楽しい!体験!」と思っていたけれど

今はゆっくり自分だけの空間が欲しいし、誰かが極めて誇りに思って世に出しているサービスや芸術を贅沢に楽しみたい。

普段からごりごりの異文化&想定外な環境で働いていることもあるけれど、これは想像していなかった変化でした。

がっつり好きな仕事を頑張って、休日もめいっぱい楽しみたい。

ただ自由に生きるのとは違う、やりがいや充実感を得ていきたいと思います。

まだまだ、自由に生きたい人には厳しい社会

日本は、あらゆる制度が会社に入る前提で作られていると感じます。

わたしみたいな、プチフリーランスな現地採用にとっては難しいことばかり。

年金をどうするか?社会保険は?失業保険ももらえないし、資産運用も始められない。

自由=責任も伴う、のは承知であれど、それに対応した制度がないと、リスクはやはり大きい。

カンボジアは年利が良いためわたしは今はこっちで運用しています。でも保証がないので、リスクでしかない….

自由に生きたい、そして楽しく生きたいのであれば、ある程度のお金は必要

ドミトリーじゃ嫌だわと心が感じてきたこともあり、少しずつそれを実感しています。

わたしは社会人になる前に、資産に関しては本で勉強しました。

お金に関しては、とにかく時間が味方。自由に生きたい人ほど、早く向き合うといいかもしれません。

自分の人生で優先したいことが見えてきた

そんな中で、自身の話に戻りますが、自分の人生で何を優先にしたいのか、ということが少しずつ見えてきました。

幸せなことに、憧れていた仕事はやっぱり好きなことでした。ずっと続けていきたいな、と思います。

生活環境が過酷で、自由も少ないカンボジア、そしてコロナ渦。

そんな環境でも、とても幸せだと思えるのは、好きな仕事を優先したからだと感じます。

だからこそ、そんな価値観がまた変わっていくまでは、好きな仕事ができるのかを最優先にして人生設計を作っていきたいと考えています。

国際協力のファーストキャリア。現地で働きたい私の場合。

自由を履き違えるのは、将来の自分に対する無責任?

最後に。好きに自由に生きていった末にどんな未来が待っているんだろう、と考えたお話を。

なんとなく(私の世代で)言われている自由って、どこにも属さずに、先なんてわからないし、心の赴くまま、好きなように生きていくような人生。

ただ、思ったより人生って短いし、自由な20代はぶわっと過ぎていくなと感じています。

体力もあり、可能性も潜在能力もあり、魅力もたっぷりな年代という特権を

先に繋げない生き方で終わるのは少しもったいないのかも、と思います。

将来やりたい、と思ったことができるように。今がベストな状態なら(体力とかね)、それが少しでも落ちた時、それでも好きなことができるように。

今だけを楽しく過ごすか、それとも、これからもずっと楽しい人生を歩んでいくのか。特権に甘えず、賢く投資していくことが大切なのかなと考えていきます。

今だけじゃなく、ずっと自由に、好きなことで生きていきたいからこそ。

まわりの価値観に揺らされず、そんな自分軸を持って歩んでいきたいです。

🌼