こんにちは。これまでバックパッカーと船で世界を二周していました🌍nemu(@nemusblog)です。
以前、本ブログでも英語通訳として無料で乗船したお話を紹介させていただきました。
【ピースボート通訳】英語を習得したら、無料で世界一周に行けた話。そのピースボートが、このコロナの影響で船を出せずにいるとのこと。
過去乗船者有志が立ち上げたクラウドファンディング#がんばれピースボートには
毎日続々と支援が集まっていて、改めてこの船の繋がりを感じさせてくれます。
#がんばれピースボート コロナショックで船旅を出せないピースボートを助けたい! – CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
私も就職直前に、ピースボートに通訳として乗船していました。
通訳(通称CC)はコミュニケーション・コーディネーターと呼ばれ、帰国子女や留学経験者が担っているもの。
もちろん皆海外経験は豊富で、船の中でも海外を楽しむ様々なイベントをCC中心で行っていました。
そんな私たちでも、やっぱりピースボートは特別だったと心に大きく残っています。
今回は、私がCCとして乗船して「ピースボートってすごい!」と感じた点について紹介します。
世界で唯一無二の素敵な機会、絶対に終わってほしくないと強く思っています。がんばって….!
Contents
ピースボートだからできたこと
①若い人が無料(or格安)で乗船できる
これは私も✋ですが、通訳として無料で乗船できたり、ポスターを貼ったら割引きしてくれたり。
ずっと思っている「若者は時間があるけどお金がない」を解決する画期的なアイデアだなと初めて知ったとき感動しました。実
際船内には、ポスターを貼って無料で乗船している方もいました。
世界一周を、老後のご褒美じゃなくて、若者がこれからの人生を考えるきっかけとして経験するチャンスをくれる唯一の機会だと思います。
ほかにも、Get Teacherといって外国人の英会話講師たちも無料で乗船していました。
安全に、日々学びながら世界を旅できるなんて本当に素敵。
②良いことばかりじゃない、世界の現実を学ぶことができる
日本の団体とはいえど、船内は日本の外なので(!)
どんな意見も受け入れられ、様々な現実を学ぶ機会に恵まれました。
ただの豪華クルーズで、世界の綺麗なところを見るだけじゃなく、社会課題にも触れ、それを話し合う場もしっかりありました。
重くて辛い学びを経験した後でも、それを考え話し合える人たちがいつもいたのはとても心強かったです。
きっと、ネットがあったらすぐ現実から逃げていたけれど、目の前のものしかない船の生活だからこそ様々な学びを自分のものにすることができました
③寄港地での交流。世界との距離が近くなる
ピースボートならではの魅力の一つは交流ツアー。
それぞれの寄港地で、現地の人たちと交流しながら彼らの生活や取り組みを一緒に体験することができます。
CCたちも、クルーズ中1度は交流ツアーにアテンドさせてもらいました!
わたしは、アイスランドにある世界初のエコビレッジ「ソルヘイマル」。ピースボート公式ページでも紹介されています。
世界初のエコビレッジ「ソルヘイマル」を訪問 ーアイスランド、レイキャビク | 国際交流NGOピースボート
通訳として、ガイドさんとはとても仲良くなれるのがCCのいいところ。
ここでは、東欧から来て働く、同じ歳の女の子がガイドをしてくれました。
なぜここで?という問いに、「自分が住んだことのない世界で全く違う人生を過ごしてみたかった」と話した彼女。
それでアイスランドに来るなんて!と驚きでしたが、好きな人生を歩んでいる彼女の笑顔が今も心に残っています。
個人的に超嬉しかった出来事たち
ベネズエラに行けた
私が乗船した1番の理由はベネズエラに行きたかったから。
今は旅人も行けなくなってしまったベネズエラ。
栄養課題が特徴的で、大学院で扱っていたことから興味を抱いていた国でした。
この目で見てみたい、でもどうやって?と考えていた時、
寄港地リストに入っていたピースボートを見つけて即応募。
ベネズエラの友人ができ、様々な話を直接聞き、街中の様子もたくさん知ることができました。本当に貴重な経験。
歴史を知ってから国を訪れる魅力を知れた
CCの仕事の一つは、船内講座の通訳を担当すること。
私も、健康ツーリズムやBrexit、中東文化など本当に様々な講座を担当させていただきました…。
その中でも、日本から中米に着くまでの間に担当したラ米専門家の方のお話が本当に勉強になり、
歴史を知った後に訪れたグアテマラやベネズエラは新たな視点で楽しむことができました。
歴史はロマン!!と何度も聞いていたけれど本当だなあと。
既に多くの国を訪れてきたけれど、歴史を学んだらまた違った世界が見れるんだろうなと気づいた出来事でした。
#がんばれピースボート
若いスタッフが中心となり運営しているピースボート。
そのエネルギーや柔軟なアイデアが、世界で唯一無二の世界一周クルーズを作り上げたんだと実感しました。
まだまだピースボートで行きたい世界、見たい景色がいっぱいあります。
このコロナを乗り越え、たくさんの若者をまた海外に送り出してくれますように🛳