どんな人生を送りたいか?について真面目に考えてみた26歳のメモ。

こんにちは!nemu(@nemusblog)です。

イギリスは寒くて曇りがち、どんよりとした日々が続いています。

こんな天気が続いていると、なんとなく気分も晴れず。Twitterでは「ヨーロッパの鬱対策!」という情報をちらほら目にするようになってきました。

そんな毎日の中で、最近ふわふわと疑問に思うのは、

わざわざ鬱っぽくなる生活や場所を選んで暮らすことは、自分にとってどれほど意味があるのか?ということ。

まじで面倒な奴!って感じですが、好きな生活を作りたいからこそ、小さな違和感や疑問は無視したくないところ…



イギリスはとても素敵で、働き方や生き方は私も大好きで、長く住むことを前提に考えていたりもします。

ヨーロッパに暮らすことや、国際結婚をしての海外生活などは、日本にいると憧れる要素となりがちで、私もそんな一人でした。

ただ、いろんな国で暮らし、いろんな人たちと生活する中で、

幼少期や自分の文化圏の中で”すごい””憧れ”だった生活が、必ずしも自分の人生の満足度と比例しないという実感が最近生まれてきました。

今回は、26歳のクォーターライフクライシス真っ只中の私が、個人的に今後生きる軸にしていきたいと感じている要素をまとめてみました。

何も決まっていない、ふらふらと生きる私の本音メモです….。

ちなみにクォーターライフクライシスの記事はこちら。

25歳の自由に生きたい旅人が、社会に出て変わったこと
この記事を読んでくださる方へ

本記事の情報は、あくまで自身の経験や執筆当時の情報に基づいてまとめたものになります。
アップデート等随時対応予定ですが、記載内容等についてご意見・ご質問等あればお問合せフォームよりお願いいたします。🙇

自分が幸せだと感じる生活〜人間関係〜

①本音で話せる友達がいること

海外生活を続けていると難しいのが、友達作り。

そもそも日本人が少ないし、基本年上ばかりだし、なかなかタメ語で話せる友人に出会えなかったりします…。

恋愛、キャリアなど、この世代ならではのトピックでも、

例えば国際恋愛をしていると言うとマウントだと捉えられたり(永住したいYMS勢に多いよう…)

現地就職か、日系就職かなどでも、悩みが全然変わってきて話が合わなかったりします。

基本社会人になってからの友人関係って容易ではないと思うのですが、

なんせ学生時代の友人などいない環境なので1から作っていくしかなく、ここが合えば毎日の生活は相当幸せになると感じたりします。

②家族といつでも話せる時差、ネット環境

ネットが安定しない国に住んでたり、ネット規制のある国に暮らしていた頃は

家族と頻繁に話せないことがとても辛かったです。

今は在宅フリーランスなので、平日でも時差は合わせられますが、フルタイムで働くのであれば

日本にいる家族や友人との通話が、どれほど難しくなるかも考えたいところ。

nemu
nemu
普段外国語で仕事をしていると、母国語でぶわーっと話せるのがたまらなく嬉しかったりするんですよね。大切にしたいです。

③パートナーと時差のない生活、会いやすい距離

以前アジアとヨーロッパで遠距離恋愛をしていた頃、時差は8時間、コロナで渡航もできず、とても難しかったです。

コロナ以降、今だに会えてない!というカップルも多く(特に日本は規制が厳しいので大変です…)

時差がない地域に住むこと、週末などに会いに行ける距離を選ぶことも意識したい点。

まだまだ緩まりそうにない日本の隔離規制の中で、今日本に戻ることはここの点では厳しいと感じます。

いつも一緒にいたい〜というパピーラブな感情ではなく、自分にとってとても大切な存在だからこそ、無視できない部分です。

自分が幸せだと感じる生活〜仕事〜

①履歴書にちゃんと書ける職歴

大きな組織でなくても良いと、このイギリス生活を経て感じました。

昔は絶対国連!とにかく国連!と思っていて、まあ今もその過程ではあったりするのですが

この記事でまとめているように、総合的な幸せを考えた際に、必ずしもキャリアだけを優先するために他を犠牲にすべきではないと考えるようになりました。

うまく両立されている方も多いですが、憧れる人も多い進路だからこそ、国連を目指す過程で乗り越える壁は多いと感じます。長い人生を見据えた時に、大事なものを見失わないように、don’t forget to stop and smell the roses精神でこれからは進んでいきたいです(これが、イギリスに来て一番実感したことであり、だからこそ今悩んでいる理由でもあります)



ただ、ずっと目指してきたキャリアだし、これからも続けていきたいからこそ、

これまで、これからと”繋がっている”キャリアをCVに書けることは、

過去の自分を認め、未来の自分のためにもなり、自身の心の安定に繋がると感じました。

②自分の成長に繋がる生活・職場環境

いるだけで成長できる環境に身を置くことで、「このままじゃだめだ、自分で頑張らねば」と思う必要がなくなります。

例えば、学びたい言語が話されている国で暮らす、ちょっと背伸びした組織で働く、国際的な職場に所属する、憧れの上司のしたに付く….などなど。

私は、英語とフランス語で仕事をしたいので、日本語環境ではなくどちらかの言語環境が良いし

国際的でdiversity& inclusionな労働環境が良いので、そこも仕事選びでは大切。

nemu
nemu
以前とある環境にいた際は、与えられた環境では成長ができないと感じてしまい、自分からプロジェクトを広げる努力をし続け、食事中はYoutubeで英語学習、聞き流しはフランス語ラジオ….と、”このままじゃ良くない”プレッシャーの中で過ごしてしまっていました。

今は仕事こそ大変なものの、ただ過ごしているだけでも成長できている実感ができ、それはとても好きでした。

自分が幸せだと感じる生活〜暮らし編〜

①明るくて賑やかな家に住みたい

社会人になって以降、非常にindependentな暮らしをしてきました。煩わしいことが苦手だからなのですが、ちょっとそれはそれで寂しい(我儘)。

今度は住民と一緒に過ごせるリビングがあり、住宅街ではなく市街地に近いエリアに暮らしたいです。

実はホームステイもありかと思い、来年からはちょっとホームステイも体験する予定。

nemu
nemu
ヨーロッパって商業地域と住宅地がはっきりと分かれていて、アジアからすると信じられないほど住宅地暗かったりしますよね…!怖がりな私はめちゃめちゃ苦手です。

ただいまと言える人がほしいし、何かあった時に気づいてくれる人がいる家がいい。



駐在とかで住宅手当をもらえるお仕事もありますが、広くて大きな家に一人暮らしは嫌いです。

次の現地派遣はスタッフとシェアハウスさせてください〜無理ならせめてペットを飼わせて….!

②毎日ヨガやメディテーション、ジム活ができる場所がある

カンボジアに暮らしていた頃、家の屋上に大自然を眺めながらヨガをできる場所があり、とても好きでした。

ロンドンは小さな部屋が多く、人も密集しているのでそんな場所を見つけるのは容易ではなく。

いつでも行ける距離にジムがあったり、家のどこかに心を落ち着かせられる場所があることは、心のバランスを保つために大切だと感じます。

そのため、明るくて綺麗な自然が見れる毎日も重要。地理的な要素も、住む場所を選ぶ際に大切になってきます。

③明るくて暖かい気候

ヨーロッパならポルトガル、アジアならインドネシアやフィリピンなど

海が近くてのんびりと暖かい国が好きです。アフリカだとどこだろう…?

思った以上に、気候は自分のメンタルに大きく影響を及ぼすと今回のイギリス滞在で感じています。

冒頭にも述べた通り、イギリスは暗くてずーんとした天気が多く、冬の鬱は皆の話題に上がります。

実際、私は以前オーロラの見える北欧地域に行っていたのですが、綺麗なオーロラとは裏腹にメンタルは最悪でした。起きても暗い、ずっと暗い。

わざわざビタミンDを飲んだり、太陽光ライトを浴びたりしながら過ごしている人も多いですが、

もし、選んで来ているのであれば、それでも住みたいのか、はもう一度ちゃんと考える必要があると感じます。

これは暮らすエリアや、優先すべきものにも寄るとは思いますが、(例えばRegent’s street近くに暮らし、勉強ばかりしていた学生時代は気にならなかった点でした)

在宅フリーランス的にはベストじゃないなと今の私は思っていたりします。

④やっぱり物価は抑えられる場所がいい

いくら稼げるかよりも、出費をどこまで抑えられるかが自分の中で大切だと最近感じます。

社会人になる時から、給与よりも「毎月いくら貯められるか」を見ていました。意外と、途上国生活のほうが貯まったりします。

長い生活を見据えた際に、やっぱり貯められる生活を作っていきたいし

収入を増やすことも大切ですが、あまりそれで仕事を選びたくないので、まずは固定費を抑えられる生活を選ぶことが第一かなと感じます。

例えば北欧だと物価はめちゃめちゃ高かったり、ロンドンやスイスも日本よりは高い。

それ相応の収入が得れる仕事に就くこともできるけれど、果たしてたくさん稼いでたくさん使う生活は自分が望むものなのか?というと私は違う。

社会保障をどうするかとか、先のことを考えると考慮すべきことは増えますが、一概に”多いと良い”とは言えない気がします。

⑤「仕事のために生きている」と感じづらい場所へ

都会でも田舎でもいいけれど、仕事しやすいようにデザインされている街は息苦しくなってしまう。

nemu
nemu
いかにもエリートな人たちが、効率性を求めて暮らせるようなロンドンの新しい住宅街など苦手です。住宅購入のISA?は新築じゃないといけないので、結果的にそういう場所が選択肢となりやすいですが、もっとバランスを見たいのが本音。

今はまだ家族も持っておらずいっぱい吸収したい年齢なので、一概に田舎!とは思っていないですが

首都でものんびりとした雰囲気を持つ国もあると旅をする中で感じたので、そこのバランスが良い場所で暮らしていきたいです。

まとめ

結局、年齢を重ねるというのは、その過程のいろんな経験の中で

自分が生きやすいライフスタイルを見つけ、それを叶えるために努力していくということなのかなと思います。

実際に達成したライフスタイルも、「思ったより楽しくない」「なんか居心地が良くない」なんてことも結構あって

なんでだろう?どうしたいんだろう?と向き合いながら、より良い人生を作っていくのかなと思っていたりします。



特に20代後半は、その選択が一気に色々迫ってきて、周りに押されて流れで選んでしまうなんてこともある時期。

自分にとってより良い選択をしたいけれど、その要素となる経験がまだまだ少なくて途方に暮れてしまう年齢だったり。

そんな考え過ぎなくても良いよ〜と思えたら良いけれど、自己肯定感が低い人は、未来の自分に対する無責任と感じてしまい、なかなかそんなLet it beな感じにできない。

だからとても難しくて、逃げたくなったりもするけれど

そんな過程が、自分自身を大切に思ったり、自分の人生を特別なものにしていってくれるはず。

悩みや葛藤も受け入れながら、ゆっくり進んでいきたいです。