こんにちは!カンボジアで活動中のnemu(@nemusblog)です。
先日公開した【JICAインターンシップ】合格体験記①応募書類編、
多くの方に読んでいただけてとても嬉しかったです、、!先日募集締め切りだったんですね…お疲れ様です。
【JICAインターンシップ】合格体験記①応募書類編今回は書類選考通過後すぐに面接(!)ということで、面接対策についてわたしがやったことをまとめました。
面接は、配属希望先及び応募者の居住地により、
面接方法や選考会場が異なります(テレビ会議、Skype for business、電話など)
と募集要項に記載があったので、今年もやはりオンライン面接!!とは言えど緊張しますよね、、
私は昨年、面接終了直後に聞かれた質問や反省事項などを全てまとめて残していたので、
その辺りも含めて紹介できたらと思います。
今年からカンボジアの田舎で、念願の国際協力のキャリアを開始しました。これまで自分なりに得て来たJICAインターン、国連系組織インターン、大学院受験や奨学金受験などの経験を、こうやってブログを通してシェアできることはとてもとても嬉しいです。何か質問やコメント等ありましたらいつでも聞いてください!
Contents
書類面接通過後の流れ
メールにて面接日程の調整
まず、合格はJICAのWebページで確認します。
Partnerにログイン後、受験番号が掲載されているのでそれを確認します。
その後、(私の場合)同日中に第一志望の事務所長より直接メールが届きました。
面接の希望日程が2日ほど提示されていたので都合が良い方を指定して返事。
(私は準備したかったので後方の日程でお願いしました。笑)
ご丁寧にも、面接の際に考えて来て欲しいことなども提示してもらえたので、それを元に準備を進めました。
面接の様子
当日はSkype for Businessを使用しての面接。
時間は約30分と伺っていましたが、わたしはちょうど22分でした!
面接予定時間より短いなんて興味持ってもらえていないのかも、、と思ったのですが、しっかり結果が出ていたのでそんなことはなかったみたいです笑
面接は向こうの事務室のような場所で、👤支所長と👤もう一人JICA職員の計2人。
また質問が始まる前に、音声確認と活動できる日程の確認がありました。
実際に聞かれた質問内容
自己紹介
簡単に2分程度でまとめたものを伝えました。
希望の仕事と関連できる内容を伝えられたらいいかと思います。
志望動機
これは書類選考でも書いた内容なので、大筋は合わせて、
でも書類内容と同じだと無意味なので少し背景等膨らませながら話しました。
なぜこのポストか
様々なポストがある中でこれを選んだ理由について、上の質問よりもう少し課題意識を持って伝えました。
特に、ポストを選ぶ際にその国のデータ等を調べたところ〜〜に課題を感じた、やポストで行う活動を通じてこういった効果が出せると思った、などと
自分が選ばれたらこんな活動ができて、こう役に立てると思った、という方向でまとめました。
やりたい活動
インターンとして何を行い、何を学びたいのか?について聞かれました。
書類選考で書いた内容をベースにし、自分が去った後もどうやって次に繋げていくか、という視点も含めて話しました。
また、ここで想定外の質問が2つほど続きました。
細かく&専門的になるのでここでは概要だけ紹介します。
①取得予定のデータだけでは分析に応用が難しいが、どうやって工夫して有益な情報を得るか
→統計分析の知識、栄養評価の知識が問われる質問でした。
募集要項から、課題点になりそうなことをいくつか抜き出してみておくといいかもしれません!
②介入によって起こりうる変化に住民はどう適応していくか・すべきか
→援助慣れとかに応用できそうな質問。
私の場合は栄養寄りの課題について指定して質問されましたが、その辺りも考えていくといいかと思います。
上記の質問内容やその返答についての紹介をこのページの最後にまとめています。
最後に一言
最後に質問や一言などありますか?については、下で紹介する「準備しておいたほうがいい質問」から
自分なりにアピールできそうな点を組み合わせて話しました。
その他余裕があれば準備しておくといい質問
その他、直接は聞かれなかったものの
準備していたから役に立った質問(他の質問に関連づけたりできたもの)について。
以前、新卒で青年海外協力隊のコミュ開にも合格したので、
その際に聞かれた質問と関連のありそうなものを選んで準備していました。
- なぜJICAをインターン先に選んだのか
- なぜ今、このタイミングなのか
- 国際協力に興味を抱いたきっかけ
- 大学で学んでいることや論文テーマについて
- 今後のキャリアプランについて
書類選考を通過した時点である程度の学力や知識量はクリアしている人が残っていた印象。
(イギリス留学時の日本人友人たちも多く応募していました)
あとは想いの強さだったり、一貫性などが合否に関わる部分かと思うので、
そのあたりを聞かれた際の準備をしていました。
面接に向けて追加で準備したこと
①関連する他国の報告書を読む
私の希望していた活動に関する報告書等は出ていなかったので、
関連していそうな他国のJICA報告書を探して読みました。
評価指標や活動内容全般をざっくり把握しておくと、方向性が見えていいかと思います。
②JICA地球日記でその国の隊員の活動を知る
青年海外協力隊隊員が活動していた学校での案件だったこともあり、
協力隊員がどんな活動をしているのか、JICA地球日記をチェックしていました。
直接同じ活動をしている隊員はいなくても、
その国の雰囲気や生活改善・栄養士隊員が取り組んでいる活動を知れたので良かったです。
各質問への答え方と想定外の質問について
30分(実際は22分)の限られた時間内で熱意と理解度を伝えるため、
当日までに予想質問と答え方の原稿を作り、自分でビデオ撮影しながら何度も練習しました。
他に優秀な人がいたらどうしようもないけれど、自分の力は100%出したいですよね.
結果は有資格合格だったものの選んでもらえた理由は、
想定外の質問に答える事ができたことが大きかったと思います。
実際に2つとも問題なく答えることができ、面接官(事務所長)からもお褒めの言葉をいただき、さらに受験終了後も連絡を取り合い「またいつか機会があれば」とまで言ってもらえました。。嬉。。
そこで、今回は実際に聞かれた質問とそれに答えた内容を文字に起こしたものを全てnoteにまとめました。
専門分野や対象国が違う方でも活用していただけるよう、答え方のポイントも入れています。
相変わらず本記事以上のボリューム3600字で情報を詰め込んでいますので活用いただけるかと…!
また、購入いただけた方限定でお問い合わせページよりJICAインターンシップ応募に際してのご質問やご相談も受け付けます。
書類選考に通過できたら、倍率はぐっと減っているのであと一歩。
ただ、レベルの高い人たちとの競争になるのでしっかり準備して挑みたいもの。
本記事が少しでも皆様のお役に立てますように🌍