こんにちは!全額給付でイギリス大学院に進学しました、nemu(@nemusblog)です。
さて。9月は海外大学院の入学の季節。
このあたりから来年度の募集が始まり、応募を始めた方や奨学金を検討される方も多いかと思います。
その中でも、最も大変だったのが奨学金申請。
アルバイトをしていたので、なかなか時間が取れず
自分に自信もなかったので、有名どころにいくつも応募!などという選択は取らず、じっくり選んでしっかり準備する方法を選びました。
私が受験したのはたったの2つ。
一つは最終面接落ち、もう一つは最終合格と、とても素敵な結果をいただくことができました。
こうやって、今発信できているのも、決して「こうしたら受かるよ!どや!」と言いたいわけではなく、奨学金がもらえなかったら進学できなかった、今カンボジアにもいれなかった私にとってとてもとても大きな幸運だったからこそ、選び方や対策など、私なりの考え方をシェアして、少しでも多くの方にチャンスを広げてほしいな、という思いがあります。
数打てば当たる、というわけではなく、しっかり準備しないと全落ちしかねない奨学金受験。
応募する奨学金の”選び方”について、ぜひ参考にしてみてください!
Contents
海外大学院進学、返済不要の奨学金は?
海外留学、特に正規で大学院進学を目指す人に向けて、実は多くの奨学金があります。
世銀やチーグニング?など有名どころだけを聞くと
「難しそう!!レベル高そう!」と思ってしまいがちですが、
実際地元の学生向けといった、規模は小さいけれど手厚い奨学金もたくさんあります。
以下のページは、私が把握しているものも全部入っていたので信頼度は高そう👇
奨学金を選ぶ際に、まず絞るために見るポイント
①応募条件に問題はないか
英語のスコアや、留学先の国など、指定の条件を満たしているかor応募締め切りまでに間に合うか、の点。
当たり前なんですけど、大学院の英語のスコアは満たしてるけど奨学金の方は満たしていない!とかあります。
短期間でIELTS6.5をゲット!イギリス大学院に合格したわたしの勉強法大学時代の成績は、応募時にカラクリでなんとかなったりするので、一旦は置いておいてもよさそう…。
そのあたりもプロセスの中で説明します!
②応募条件は、対象者が狭いか
29歳以下、〇〇県出身者、〇〇専攻のみ、など。
当たり前ですが、狭いほど倍率は下がるので、条件クリアしてる!応募できる!よりも、この視点が大切だと思います。
③準備物の量は対応できるか
応募時の出願書類は、だいたい以下のようなものになります。
- 志望理由書
- 履歴書(指定フォーマット)
- 学部時代成績(GPA)
- 推薦書(1〜2通)
- 英語力証明書
準備に時間がかかるのは、圧倒的に①の志望理由書。
そのフォーマットを見て(orメールで問い合わせて送ってもらい)、準備に要する時間を考えてみてから応募するかを決めました。
書類が多いほど、他の候補者との差を見つけてもらいやすいので、
時間さえかけれるのであれば検討しても良いかもしれません….
その辺りは、今後のスケジュールを考えながら検討してみてください🌼
私が実際に検討した奨学金
私が実際に検討したのは以下の奨学金でした。
おそらく、他の方々に比べるととても少ないと思います….!
あまりにも有名な奨学金や、ネット上に情報が溢れているものは競争のレベルが上がりすぎると思ったので避けました。
そこまで確認してくれそう、じっくりと私の人柄を見てくれそう、と思える奨学金は次のところでした。
重田教育財団奨学金
給付金額は月額200,000円(年額2,400,000円)、給付期間も最大2年間の手厚いサポート。
年額240万は、ロンドンで留学する場合は半分程度賄える形になります。
残りをどうするのか?併願は可能か?あたりを考慮しながらも候補に入れていました。
大真奨学金
あまり有名どころではないですが、毎年数名に奨学金を出しています。
準備物も少なく、選考する際の視点が他の奨学金団体と異なるなと感じました(HPや理念などから)。
【一次、二次通過】大真奨学金の応募プロセスと書類のポイント。情報集めには苦労しましたが、ここも候補に入れました。
ロータリーグローバル補助金
大学卒業以上、ロータリーの重点分野である、平和、紛争解決、疫病予防、治療、衛生などに直接関わる分野で研究することが条件。
英語力はTOEFL iBT61 点以上(120点満点中)または IELTS5.0以上(9.0満点中)と低めに設定されています。
支給額は3万ドル以上とこちらも手厚く、重複受給可であることも特徴的でした。
レベルは高そうですが、私の専攻とマッチしていたのでこちらも検討しました。
日本学生支援機構(JASSO)
有名どころのJASSO。月額8万9千円〜14万8千円ですが、大学で見かけたポスターでは貸与型の情報だけでした。
給付型もあるのかな?
既に学部で奨学金を借りていた私は、これ以上返済額を増やすわけにもいかないので、頭の片隅に置いておく程度でした。
給付型に落ちても、貸与型で行く選択もできるよ!と自分への安心材料として。
学生・社会人で応募する場合には…
日本の大学に在籍したまま交換で留学する場合は、イノアック国際教育振興財団の奨学金も手厚かったです。
トビタテも、日本の大学院に在籍していたら応募できるはず。
その他、社会人向けに社会人経験●年〜が応募条件となっている奨学金などもあります。
対象者が狭まるほど、受かりやすくなるのでその辺りの条件が揃っている場合は、そっちも検討してみてください!🌻
私が応募した際の選び方
上記の奨学金から、さらに以下の項目を考慮して絞りました。
- 地域との繋がり
- 今後長く関係を築いていきたい
- 理念に共感できる
奨学金をいただくことは、自分の留学の可否はもちろんですが、
その財団との繋がりを作るという点でも、とても大きな恩恵だなと思います。
財団に関わっている方々は、様々な分野の専門家や実業家など、
留学後の進路や将来を考える上でもとても大切な出会いとなっていきます。
ただ、奨学金をもらえる、もらいやすいだけではなく、
その後の繋がりを考えた時に、ずっと関係を築いていきたいと思うところを選びたいと考えました。
財団の理念や、なぜ奨学金制度を行っているのか?などを調べながら、最終的に2つに絞りました。
この過程は、実際の書類作成や最終面接の際にも、とても生かされる視点となりました。
応募のプロセスと出願書類について
さて、どの奨学金に応募するか決まった後のプロセスについては後々まとめていきたいと思います。
当時の資料や、メモ書き、メールまで全て残しているので、これから留学を目指す方のお役に立てたら、と心から願っています。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました💛