イギリス大学院の教授直伝!アカデミック英語学習参考サイト

アカデミック英語学習について紹介する記事です。

こんにちは!昨年イギリス大学院を卒業しました、nemu(@nemusblog)です。

本ブログを訪れる方が頻繁に検索してくださるのが、英語学習関係の情報。

nemu
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わたしは大学院受験前に6.0から始まり、イギリス滞在中に7.0を取得しました。

ライティングがなかなか伸びずに最後まで足を引っ張りましたが

なんとか大学院やインターンの条件をクリアしました。



受験当時の奮闘についてはこちらから👇

【イギリス大学院】国内4年大学から直接海外大学院留学へ進む、出願スケジュール

今回は、私が大学院時代に大いに!参考にしたアカデミック英語の参考サイトを紹介します。

イギリス大学院ではInternational Student向けにAcademic Englishの授業を開講しています。

IELTSの点数がギリギリで入学した生徒は、

所属コースからの授業料(約10万円)支援を受けて、半年間受講することができました。わたしもその一人!

その授業時や後の修士論文執筆で大変活用させてもらったアカデミック英語サイト、

日本にいたらこんなのあるの知らなかった!と思うものばかりだったのでぜひ参考にしてください❤️

この記事を読んでくださる方へ

本記事の情報は、あくまで自身の経験や執筆当時の情報に基づいてまとめたものになります。
アップデート等随時対応予定ですが、記載内容等についてご意見・ご質問等あればお問合せフォームよりお願いいたします。🙇

論文頻出単語の習得に。Vocabulary Exercises for the Academic Word List

おすすめ度:⭐️⭐️⭐️

Vocabulary Exercises for the Academic Word List

論文等でよく使われる、いわゆるAcademic wordが集約されたサイト。

ホームページはちょっとチープ感ありますが、クイズなどもあり覚えやすい工夫がありとても役立ちました。

Sublist1-10まで分けられており、数が上がるほど難易度も上がります。

各ページにはそれぞれ単語とその定義がまとめられているので、スキマ時間にチェックして覚えていました。



実際にここで紹介されている単語は、論文中にも頻出なので学習するほど論文が読みやすくなります。とてもおすすめ!

論文執筆の言い回しを検索。The university of Manchester Academic Phrasebank

おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️

The university of Manchester Academic Phrasebank

これは論文執筆時にずっとウィンドウを開いていました!というほど愛用していたサイト。

論文の各項目ごとに、よく使われる言い回しが豊富に紹介されており、

こういうこと言いたい!という表現が必ず見つかるはず。素晴らしい👏

  • Introducing work
  • Referring to source
  • Describing methods
  • Reporting results
  • Discussing findings
  • Writing conclusion

と、全ての項目を網羅してくれており、各項目ごとにさらに細かい分類がなされており本当に便利…。

院生の希望が詰まったサイト。

日本語で丁寧に。英語で論文を書こうとする人へ 九州大学

おすすめ度:⭐️

初めての英語論文投稿: 英語論文を書くにあたって

こちらは私が探して活用していたもの。

日本で英語を学んできたなら少し気になってしまう、細かいけれどこれどうなんだろう?

という点を丁寧に解説してくれている九州大学のサイトはこちら。

わたしは数回読んだ程度ですが、略語やフォント、主語述語の長さのバランス(!)まで

とても丁寧に解説されており、すっきりした美しい文章を書けるようになりました。

なんでこうすべき?という点にまで言及されているので、

とりあえず形式だから!と覚えることに違和感がある人におすすめです。

わたしのアカデミック英単語活用法

上記のサイトや、友達の言い回し、読んでいた論文で気に入った表現などは

全て大学院用ノートとして使っていたEvernoteに下記項目ごとにまとめていました。

また、日本からこの2冊のアカデミック英語の本も持っていきました。

そのまま使うのではなく、こういった言い回しができるのか、というのを膨大な課題で使いながら覚えていき

”自分らしい文章・表現”を作っていく工夫をしていました。

1.【目的】

  • * The purpose of this study is …/この研究の目的は~だ。
  • * This paper examines …/この論文は~について調査する。
  • * The main objective of this paper is …/この論文の主な目的は~だ。

2.【内容】

  • * This study provides …/この研究は~を提供する。
  • * This paper reviews …/この論文は~について調査する。
  • * It has been often discussed that …/~についてはしばしば議論されてきた。
  • * In comparison with …/~と比較すると
  • * In contrast to …/~と対照的に
  • * A agree with B./AはBと意見が一致している。
  • * In order to …/~するためには
  • * It should be noted that …/~は強調されるべきである。
  • * The question remains that …/~についての疑問が残る。
  • * There is a possibility that …/~の可能性がある。
  • * This result suggest that …/この結果は~ということを提案している。
  • * In terms of… , from the aspect of…, from ~ point of view, /〜の点で、観点で
  • * Regarding ~,Concerning~, As for~, In regard to~/ 〜に関して
  • *「We do not think “A” has occurred, but the possibility does exist.」「I cannot confirm “A”, but I also cannot deny that “A” is possible.」/〜の可能性も否定できない

3.【図表】

  • * Table A shows …/表Aは~を示している。
  • * The graph A indicate …/図表Aは~と示している。

4.【引用】

  • * (人物)mentions that …/(人物)は~と言及している。
  • * (人物)point out that …/(人物)はと指摘している。
  • * (人物)states that …/(人物)が~と言っている。
  • * (人物)claims ~/(人物)が~と主張している。
  • * According to(人物), …/(人物)によると~だ。

5.【例】

  • * For example, …/例えば~
  • * For instance, …/例えば~
  • * One example of … is …/~のひとつの例として~がある。

6.その他接続語

  • * therefore:それゆえに
  • * thus:それゆえに
  • * hence:それゆえに
  • * however:しかしながら
  • * moreover:そのうえ
  • * alternatively:そのかわり
  • * despite this:それにもかかわらず
  • * nevertheless:それにもかかわらず
  • * primarily:第一に

まとめ

アカデミック英語は、やはりIELTSのライティングが土台となり、

そこからもう少し自然な言い方を時間と共に習得していった気がします。



あくまで、英語が得意ではなかった私が膨大な課題や修論をこなす中で

どうやったら効率よく綺麗な文章が書けるだろう?と工夫してきたことをまとめてみました。



ぜひ参考にしてみてください✏️

1 COMMENT

勇気

アカデミック英語の情報ありがとうございます。すごく参考になります。
いかに時間を節約するかも大切ですよね。
私はちょっと面倒な作業をミニマムにして効率よく、かつ楽しく大学院生活を送るかに重きを置いていました。
以前、自分の研究論文を翻訳会社さんに丸投げしてお願いしたことがあります。
今は機械翻訳もありますが、やはり専門性の関わる分野なのでお金を出してよかったと思っています。
翻訳会社はユレイタスに頼みました。リンク張っておきます(https://ulatus.jp/)
お勧めです^^

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