こんにちは!nemu(@nemusblog)です。
最近、自分でもびっくりするくらい「次はどうしよう」「これからどうやって生きていこう」と考えることが増えました。
仕事もカンボジアも、全てが新しくて、あたふたと過ぎていた日々から一転。
なんだかんだ、いつの間にかカンボジアに来て6ヶ月も経っていたんです。
新卒海外就職3ヶ月inカンボジア!非日常が日常になって思うこと。3〜6ヶ月は、日本で言う五月病のような
新生活に慣れてきて落ち着き、ふと不安になるといった時期が続いていました。
人間関係のいざこざとか、本当に苦手なのでそんなことにも直面しながら
しんどいなと思って泣いていた頃もありました。
そりゃ、新卒で海外だもの!と客観的に見たら大変で当たり前じゃん、って思うんだろうけども、その渦中にいるとなかなか認めてあげづらいもので。
最近はそんなしんどさも落ち着き、状況を冷静に受け入れられるようになりました。
新卒海外就職からの6ヶ月目。最近の気づきと学びをまとめてみました✏️
Contents
仕事面
結局、自分で勉強できるかが大切だった
大学院まで行ってよかった、と感じることが増えました。知識面ではなく、問題→解決のプロセスがわかるという点で。
結局、特に海外で働くというのは、受け身の人には向いていないと感じます。
仕事をもらえるのを待って、自分一人では何も動けないと
新人教育が日本ほど充実していない海外においては、置いてけぼりのお荷物になってします。
私は、高校までは「既に明らかにされているものを教えてもらう」場所
大学は「それらをどう明らかにしてきたのかを教えてもらう」場所
そして大学院が「まだ明らかになっていないことを明らかにする」場所だと思っています。
まだまだ発展途中の途上国で、こうしたほうが良いという点はたくさん見つかります。
そんな時、自分で足りない知識を補い、どう応用できるのか、という自学の意識がすごく大切でした。
なので、空いている時間や仕事後もセミナーに参加して勉強したりしています。語学も然り。
最近はedXやcourseraなどの海外授業も覗いています。
自分の仕事を豊かにするのは、仕事外の繋がり
自分の○年後の姿をそのまま体現したような先輩がいない、というのも
海外就職ではよくある話かなと思います。
日本よりも転職が一般的なので、皆自分の欲しいスキルを得たらより良い会社に行きます。
そんな中で、「こうなりたい」と思う自分を仕事の中で作っていくには、仕事以外で出会った先輩方との繋がりが効果的だと感じました。
私は栄養の専門として、今の仕事をやっていて、私以外に栄養を専門とする方は、今の職場にはいません。
そんな環境で、どうやったら仕事を充実させられるのか、私がいなくなった後も残る仕事を作れるのか、と考えた際に
今とても役に立っているのは、これまで旅で出会った人や
大学院時代の友人、そしてSNSで出会った人との繋がりです。
直接仕事で接していないからこそ、本音で相談できるし、新しい視点がもらえる。
そのため、仕事以外の時間に様々な人と連絡を取り、自分の学びを深めるようになりました。
安定した大企業に人々が流れる意味がわかった
それまで、学歴社会なんてクソだ!!!大企業なんてステータスなんていらない!!!と
反抗心の塊の私は思い続けていたんですが(今でも、ステータスで人を見ることはとてもとても嫌いです)
とりあえず安定した大企業に流れるよな、ということも働き始めてわかりました。
やっぱり、組織を動かす側がマネジメント面をしっかり考慮できなければ
不具合や不満は生じやすいし、そんな時に制度が整っていない国だと、
もしくは外国人として働いている身分だと、働き手はどうしても弱くなってしまう。
もし、プライベートを大切にしたいのであれば
特に海外で外国人として働く場合、そういったマネジメント面まで見ておくことが大切だと感じました。
そういう不備な部分もあってこその経験や学びですが、精神は落ち着かないです。。
何かしなきゃから、素直に受け取れるように
おそらく、特に途上国で働く場合って管理側として採用されることが多いかと思います。現地の人をリードする役。
私も、そんな素敵なお仕事をいただいて最初の頃は
自分が何を与えられるのか、どうリーダーとして認めてもらえるのかといったことばかり考えていました。
でも、まだまだ学ぶことばかりのヒヨコ。
求められているものとのギャップに落ち込み、何かしなきゃということばかり考えていました。
でも、ある日JICAの専門家の方がウェビナーで
「教えてもらうことが7割、教えられているのは3割くらいですかね」と言っていたんです。
50代くらいの、経験豊富な男性の専門家でした。
そっか、やっぱりそうだよな。と。
現地の人だから、途上国の人だからと、私が上から見ていたことに、その時強く感じました。
現地のことを知っているのは、カンボジアの人なんです。
料理のことも、どれだけお金がかかって、この時期は生活が厳しいから、、なんてことも。
日本人の私は、やっぱり表面的にしかわかることができません。
だから、管理側だからと気構えて足元を見落とすのではなく、腰を落として同じ目線で進んでいかなきゃと思うようになりました。
こんな私に教えてくれる先輩や、カンボジア人の同僚の言葉を
100%、いや120%吸収しながら、無知で未熟な私に水やりをしていこうと思います。
半年でも大きく成長できる
それでも、半年で成長できたと思えることは計り知れません。
マネジメントのマの字もわからず、目の前のことばかりだった初期に比べると
やっと少しずつ全体の動きや目標設定を見据えることができるようになりました。
最初から、多くのことに挑戦させてもらえたのは海外就職という特異な環境だったことがあると思うし
日本人が多くない中だったからこそ、結果的に自分で考えて動くことも増えました。
最近、ある研修に参加したくて質問書に答えていたのですが
まあ学生の時に比べると、重みも深さもぐぐっと増して「半年でこんなに書けることが増えたのか」と客観的に見て感動していました。
国際栄養の世界は長くて一ヶ所に2〜3年、プロジェクトによっては半年くらいで変わっていくこともあります。
なので半年は一ついい節目だな、と思っています。よく頑張った〜〜〜〜〜!
生活面
仕事以外のコミュニティが増えた
半年経ち、やっと仕事以外の居場所も増えてきました。
ジムで出会う同世代の女の子だったり、よく行くカフェのおばちゃんだったり。
友達がほしい〜〜!といつも言っていたので、日本の友達がカンボジア在住の友人を紹介してくれたりと
様々な繋がりが増えました🌼嬉しい〜〜!!
今後は、仕事の様子を見ながらカンボジアを知る旅にも出たいと思っています。
いろんな出会いを大切にして、もっとカンボジアライフを楽しみたいです。
だいたいの出費がわかり、貯金しやすくなった
ほとんど使わないのですが、それでも月々の出費が見えてきたことで
貯金や投資の目安ができてきました。
ちなみに、カンボジアでは複数の銀行口座を作って動かしています。
この業界で生きていくには、いつでもどこにでも飛び込めるように
経済面の不安は減らしておきたいな、と思っています。
将来のことも考えやすいし、やっと貯金のあれこれが落ち着いて安心しています。
進路面
やりたい仕事ができて、先が不安になってきた
学生時代は、とりあえず海外でやりたい仕事に就くことが夢でした。
その先のことは、まあ働き始めたら見えるだろう、と。
今、実際にそんな状況の中に入り、「いや!見えない!!わかんない!!!」ってなっています。
過去の自分、無責任だったな〜〜
25歳(!)ということもあり、今まで好き勝手に生きていましたが
そろそろ落ち着くことも考えたほうがいいのかな、とも思ったりしてそれもまたストレス。
この仕事が好きだ、ずっと続けていきたいと思えたのは、半年間の大きな気づき。
とりあえず、22歳の時に「仕事を始めるべきだけど働きたいところがない」と思って
25歳で100%好きな仕事を見つけられたので
落ち着くことも、いつかそんなタイミングがくるのかなと思いながら過ごしています。
これからのこと
- マネジメントの勉強
- 現地語→フランス語にシフト
今の仕事でマネジメント面をやっていることもあり、マネジメントの勉強は、次の進路を考える前の余裕がある段階でやっておきたいなと思います。
どの国でも、どの組織でも役立つスキルかな、と思うので。
また、今後は日本語をメインで使う仕事をする予定はないので
英語、フランス語を仕事ができるレベルに持っていくのも最優先でやりたい。まずはフランス語試験を近々受けようかと思っています。
次の振り返りは1年後、かな?それまで楽しく仕事していますように!🌼