国際的な職場で「自分の意見が言えない」、豆腐メンタルな私の分析と解決案。

こんにちは!nemu(@nemusblog)です。

今回は、今更何を、、!と怒られそうな、でも私にとっては苦手な「母国語以外で人前で話すこと」について。

国際的な労働環境で仕事をさせてもらいながらも、私は人前に出ること、Public Speakingが本当に苦手です

nemu
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緊張して焦って、未だに涙声みたいになることもあります。本当に恥ずかしい。

新卒から海外で働き始めてもう4年目。こんな自分であるべきではないことは、ちゃんとわかっています。

ただ、積極的で発言がぐいぐいできる人ばかりではなく、発言が得意でなくても、帰国子女じゃなくても、元々優秀じゃなくても。

ただ好きなことを追いかけた先にあったものが、国際的な職場だった、という人がいても良いはず。


今回は、未だに会議中悔しさに泣きそうになってばかりな私が、このままじゃだめだ。。と思い記事にまとめることにしました✏

とか言っても、どうせできるんでしょ?と言われる。

のですが、日系新卒のようにグループワークで選考みたいな(ってあると聞いただけなのですが、、発言して意見をまとめて発表みたいな、、)ことは、私のこれまでの海外就活ではありませんでした。

基本専門性や熱意を、面接官に対して1人で伝えるだけ。

幸運なことに様々な仕事の機会をもらってきたものの、Public Speaking能力を買われてここまで来たわけではありません。


実際、小学校の頃から家庭訪問では「なぜこの子は発言しないのか」がメイントピックだったことを、今でも覚えています。

nemu
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家庭訪問の翌日に、手を挙げていないのに先生から当てられて、嫌すぎて放課後泣きながら帰りました。笑

あれは未だに恨んでる!笑 とにかく、それほど人前での発言が苦手な性格です。

【分析】なぜ、会議で意見が言えないのか

それでも、本当にそんな自分を変えたいと思っています。

いろいろ考えてみた結果、大きく分けて①語学力②自己肯定感③日本での教育、過去の経験の3つの原因がある、という結果になりました。

①圧倒的な語学力不足

非母国語の会議内容が、100%わかってないと感じる

質問や意見はある、でもこれ、聞き取れなかっただけで、既にこれについて議論してるよね?というオンパレード。

振り返ってみると、発言は苦手なものの、社会人になってからは、日本語の会議ではここまで発言できない、なんてことはないことに気づきました。

できないのは、英語やフランス語で専門用語が飛び交う、ネイティブが早口(とパッション)で議論を進めるような会議。

nemu
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そもそも4年前にはIELTSのリスニング、今でもDALFのリスニングでひぃひぃ言ってる人間なので、難しいのは(悔しいけど)当たり前。。それじゃだめなのだけど。。

後の「過去の教育」部分にも関わってきますが、

「質問や意見は、自分が相手の言っている内容を100%理解した上で、(皆にも役に立つ)+αな部分を聞くべき」という私の中での強い先入観が、

自分が聞き取れなかっただけだ、皆はわかってるはずだ、じゃあ私だけの「?」をここで発言するのはは控えておこう。。という気持ちになってしまいます。

②簡単には変えられない、自己肯定感

①周りの前提知識のレベルに、自分が達していないと思う

実はちょくちょく、講演機会などをいただいたりもしているのですが、自分が主催するイベントでは話せる(!)というのもこの課題を分析するポイントになりそう。

おそらく、その場所での自分の立場周りの「参加してくれている理由」から

「自分が教えられることがある」「自分が伝えなきゃ」という思いがある状況下であれば、発言はできるよう。

決して自分が上の立場だ、と思っているわけではなく、聞いてくれている人たちの役に立つ責任がある、と思えた時には、すっと苦手を乗り越えられています。

他方、今は英仏はネイティブ、10年も20年も経験が多い人達に囲まれて、「君はどう思うの?」なんて聞かれる日々。

そんな中で、求められているレベルの見解を述べられるだけの経験や知識があるという自信は、今のところ得れていません(悔)。

まだまだ足りない、と思う気持ちを乗り越えて「伝えなきゃ」と一歩踏み出せる何かを、まだ見つけることができていないのが現状です。

nemu
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例えばそれが日本のプロジェクトだったり、日本資金だったりして、「(日本人で言語も苦手だけど、それでも)私がいる意味」や責任がクリアな環境だと、ここのハードルはぐっと下がるのかも、とちょっと思ったりします。要は、私じゃないといけない理由をまだ作れていません。

②自分の肩書が、実際の経験・知識に合っていないと感じる

所属組織やこの業界への憧れが、こんな性格の私を遠いところまで運んでくれました。

そこには唯一のネガティブ要素が。それは、周りの人たちへの憧れが強い故に、自分の発言に意味がないと感じてしまうこと。


憧れていた期間が長かったが故に、その中に入ったところで一瞬で切り替えられるわけではなく、今でも嬉しく感じたり、感動したり、信じられなかったりする日々。

”最短”で国連職員を目指した大学生が、職歴2年でJPOに合格するまで

それ自体は悪いことではないのだけれど、一方で

私の知ってることなんて、みんな知ってるはず。こんな私のちっぽけな意見や質問なんて、今言うべきじゃない。と思ってしまう気持ちが。

本当に情けないし、こうやって書きながら涙が出てしまってるのですが、そう思ってしまうんです。もうどうしたらいいんだろう。。

③【教育面】結局、小さい頃からの積み重ね。

③これまで失敗した経験から、自信が皆無

薄れつつある記憶の中だけど、小学校時代は正解以外の答えは発言で求められてなかった記憶。

間違っていたら「違う」ってばっさり切られていて、人前で間違えるのが怖い私は何も言えませんでした。

nemu
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小学生時代PTAで発言した時に、なんか違ったようでお母さんたちにくすくすと笑われたことがありました。確か質問は「男女の将来の夢にどんな違いがあるか」で(どんな質問wって感じですね)、正解はないはずなのに。。


英語や仏語に関しても、発音が悪くて聞き返されたことや、

勇気を出して会議で発言しても、あまり良い発言ができなくて流されたことなんてもう何百回もあるのでは。

そういう小さな経験や惨めな思いが、どんどん殻を厚くしてしまいました。

②皆にとって意味のある発言や質問を、と教えられてきた(気がする)

そんな中、間違っていることはよくないという、これまた間違った価値観が自分の中で植え付けられています。

きっとこれまで出会った先生の影響かもしれないし、20代前半までずっと日本にいて、社会の雰囲気の中で作られたのかもしれません。

nemu
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なのでイギリス大学院時代の先生が「間違った質問や意見なんてないよ」と言っていた時には、驚いて目からウロコが出ました。🐟

もう頭では、そんなことないなんてことはもう十分わかっているのに。

それでも、求められてない意見だったらどうしよう、とか役に立てなかったら、といった不安は簡単には変えられず。そんな自分も悔しい。

③私自身の中で、他の発言内容への批判が強い

最後は圧倒的に自分の課題点なのですが、なんだかんだ私も他人の意見に対して

「あれ?あんまり大したこと言ってないな」「これ今質問しなくても」といった、ネガティブな感情を持つことがあることにも気づきました。


自分が他人の発言に批判的にもなることがある故に、自分自身の発言ハードルも上げてしまっているんです。

他の人も、私の意見を批判的に思うかもしれない、という不安。

周りからどう思われるかを気にしてしまうばかりで、これもプロフェッショナルじゃないなあと重ねて落ち込んだり。

「発言できる自分」になるために、どうすれば良いのか

自分が元々持っている性格や、これまでの経験で作られた自分らしさを真っ向から否定はしたくないけれど。

今の環境に感謝していて、役に立ちたいからこそ、ここは改善する努力をしたいと思っています。

①まずは発言できる機会の母数を増やす

仕事の専門的な会議が苦手なら、まずは仏語レベルが同じ人達の中で、とにかく話してみる機会を増やして慣れることでは?と思いました。

語学習得=お金がかかる、はもう終わり。格安&「ながら」で英仏習得まで。

もちろん、日本語の機会も。とにかく「話すのは怖くない」と思える経験を増やすことを、やってみようと思っています。

私は1対1だとどんな言語でも基本的に話せるので、まずは仏語のグループレッスンに毎日参加し、その回でしか会わない(=間違えても恥ずかしくない!)人たちの中で、たっぷり間違え、失敗し、慣れていこうと考えています。

②自分の特徴、どんな視点を求められているか?を考えてみる 

実際求められていないけど、とネガティブになりそうな気持ちはもうここに置いて。。

「教えられる」気持ちが背中を押してくれる、ということがわかったので、自分だから役に立てることを考えてみたいと思います。

まだまだ経験が浅いから難しいけれど、専門性は日英でも学んで深められるし、そこから得た情報で役に立てることはある。今までの経験も、伝え方次第では役に立つかも。

日本人という強みが活かせない立場でも、できることを見つけていくしかなさそうです。

③誰よりも準備する

継続は才能に勝つ、と信じています。もう崩れそうだけど!笑

自分はこの場に参加するために、自分のベストは尽くしたと思えたら、自己肯定感が低い私でもちょっと認めてあげられるかも。

自分が時間を使う一つ一つの機会を大切にして、出会う学びは100%言語化できるように集中して。

nemu
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りあえず参加してるからいいや~ノート取ってるからいいや~という怠惰な自分からは卒業しなきゃ。。

④休み時間に仲良くなる

日々何カ国もの訛がある仏語や英語の中で働いています。だから、まずは発音に慣れること。

そして、向こうも(西アフリカでは)超絶マイノリティなバックグラウンドを持った私のことがわからなくて不安かも。

だから、休み時間に話しかけて、そこをクリアしたら、ちょっとは発言しやすくなるかな?と思っています。


距離が縮まると「期待はずれだと思われるかも」「批判的に思われるかも」と不安になる心配も減りそう。

信じられないほど上の人たちに囲まれているからこそ、そこの壁は時間を共有することで乗り越えたいです。

⑤早めに発言する、わからなくなってくる前に

最後は定番だけど、わからなくなってくる前にはやめに話してしまうこと。

「今回は絶対話す」といったルールを設けている話も、先輩方からはよく聞きます。

nemu
nemu

えーどうしよう!と思い続けて、いろんな議論が終わった最後に「で、あなたは?」と聞かれる時ほどパニックに陥る時はないです。。

焦って苦しくなる自分を守るためにも、早めに動くことが大事…頭ではわかってるのだけど😟

まとめ

今回は、自分の情けなさ100%、だけど苦しんでいることを素直にまとめてみました✎

これだけ分析しても、心を変えるのには時間がかかりそうだけど、ここがクリアになったらきっとすごく楽しく働けるんだろうな、と思うからこそ

ゆっくりでも、着実に進んでいきたいと思います🌱


こうしたら良いよ!といったアドバイスがあれば、ぜひぜひ伺いたいです~!