「もう私に英語なんて無理だ」と折れそうな自分の心を保つ方法

こんにちは!nemu(@nemusblog)です。

新卒から海外で働き始め、気づけばもう4年目に入りました。最初の3年は英語メイン、今は仏語で勤務しています。


元々海外生活があったわけでもなく、大学生まではずっと国内で過ごしていた身にとって
「0から学んだ言語」で仕事・生活を続けることは容易ではなく、頻繁に心がポキポキと折れてるような….

nemu
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特に、私は小学校の頃から人前での発言が苦手で、家庭訪問で先生とお母さんが「なぜこの子は手をあげないのか」と話していたことを覚えていますw

日本に比べて、発言することや意見を持つことが重要視されると感じる海外での職場環境。
じゃあ、人前に出るのが得意な人しか働けないのか?純ジャパではダメなの…?と思いつつ、そんな土台だけで判断されるのは悔しい。

そんな、日々折れそうな心を保つための「逃げ」の手段について、今回はまとめてみました。

「どうすれば話せるようになるか」ではなく、「どうすれば完璧じゃない語学力で落ち込んだ時に”まだ頑張ろう”と思えるか」というチートな話です。

実際に実践して効果があったと感じる方法

①「20代にすべきこと」系の動画を見る、本を読む

海外に住んでいるとなかなか日本の本は手に入りづらいですが、最近は本の解説動画などもあってコンテンツが増えてきました。

とりあえず「20代 すべきこと」「20代 英語」等検索して、

今、この辛い状況を乗り越えて英語が話せるようになれば、それは長い人生の中でとても意味のあることなのかも、と言い聞かせるようにしています。笑

こういう解説では、言語に言及していなくても、若い時に挑戦すること、海外で外の世界を知ること、、、等の重要性が説明されていて

少なくとも、自分が今やってることは間違ってない、と思えることは、身近に頼れる人がおらず一人で海外で奮闘している時には結構効果的だと感じました。

【留学のその後】英語力を保つために、社会人になってから取り組んでいること。

②言語話者の数を調べる

これはフランス語の勉強が辛過ぎた大学生の頃、部屋の床に突っ伏して調べた記憶があります。

何回聞いても覚えられない単語、単純過去とか接続法とか、難しすぎる文法….と

目の前の勉強だけを続けていると、つい忘れがちになってしまう、「その言語を話す人の数」

これが話せるようになれば、何人と話せるようになるのかを時々思い出してみて

一言語話者だった時に知れた世界の何倍広がっていくんだろう、と考えてみると、辛い勉強の先にちょっと光が見える気がします。

【語学学習】頑張りたくない私の、"日常に取り入れる"言語学習法【フランス語】

③昔聞いていた洋楽を聞いてみる

高校生の頃、意味もわからずにとりあえず聞いてた洋楽を久々に聴いてみると、結構意味がわかったりします。

あの時は何も聞き取れなかったのに!という嬉しさは、ズタボロになっている時に支えられました。

周りの同僚に比べたら全然だけど、昔の自分に比べたらちゃんと成長してる。


無駄じゃない、大丈夫、この調子でいつかは話せるようになる、と言い聞かせています。

【国際協力×メンタル】国際キャリアには強いメンタルが必要だと思う理由

いつになるんだ!と思うこともありますが、今が一番若いし、①のように20代での語学学習は大きな意味があるんだから、と信じて乗り越えています。。

④子育てとキャリアを両立している先輩を観察してみる

これは最近、特に子育て世代の先輩が増えてきて感じているところ。

私の周りの先輩方は、複数言語で仕事をしながらお子さんもいらっしゃり….と本当に憧れの姿なのですが

子どもができて家庭との両立が必要になる前に、言語を仕事で使えるレベルにしておく重要性というのを強く感じます。

nemu
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もちろん、お母さんになっても言語を学習しつつ…という方もたくさんいらっしゃるとは思うのですが、その前段階の今&且つ不器用で自信がない私にとっては、言語学習は今が頑張りどき!と感じています。

いざ両立が必要になってきた時に、仕事面では言語の壁が少しでも減ってスムーズに働けるように

大丈夫、今の辛さはきっと将来役に立つ、と思い勉強を続けています。

⑤(仏語×国際協力編)業界の言語ニーズを把握する

仏語100%の業務になった今、心が折れる頻度は格段に上がってしまっている(泣)のですが

そんな時に支えられるのが、業界の先輩方からのアドバイス。

英語だけでいい?海外赴任や留学で、現地語はどこまで習得するべきか考えてみた。

この業界では英語だけでなく仏語やスペイン語が必要なのは、(特に国連では)キャリアを築いていく上でもう常識のように語られていますが

「仏語は必要」「早くやっておくべき」というアドバイスを見たり聞いたりする度に

仏語頑張ろう!というモチベーションに繋がっています。

仕事がスムーズにできないのは悔しいですが、挑戦する時間や落ち込む感情はそのまま成長に繋がると信じて勉強を続けています。

まとめ:比べるのは周りではなく、昔の自分にしてみる

上を見たら永遠に満足なんてできない世界。

働く責任がある以上、周りと同じレベルで、それ以上の価値を出していく必要はあるけれど

一人で異国で生活する中で心が折れそうになった時くらいは、少し優しくしてあげたいと考えています。

自分が生まれ育った故郷とは、何一つ共通するものがない環境で生活しているだけでも十分!と言い聞かせながら

辛い時間を乗り越えるひとつのきっかけになれば嬉しいです。🌹