こんにちは!nemu(@nemusblog)です。
先日、カンボジアにてオンラインでイギリスの修士コースに在学中の方とお話をする機会がありました。
今回は、実際に現地で暮らして留学をしていた経験と、コロナ禍でオンライン受講になっている人たちの話を踏まえて
実際次に留学するならどっちを選ぶか考えてみました🌼
Contents
オンライン留学のメリット
①自分の時間に合わせて勉強を進められる
これはオンライン留学の圧倒的な利点。
好きな時間に、好きな場所で受けられるので、仕事を続けながらや、子育ての合間に勉強を重ねていくことができます。
キャリアを一時中断しなくても修士号や学士が取れるのはやっぱり大きい。
特に国際協力分野だと職歴も語学も修士も…と忙しくなってしまうので、オンライン留学は賢く使っていきたいなあと思っています。
②費用を安く抑えることができる
2大メリットの二つ目は費用面。
もし現地に暮らすとしても、交通費や食費は何かと嵩んでしまうところ。
正直オンライン留学であれば現地に行かなくてもいいと思うので、そうなれば渡航費や生活費の大部分は削ることができます。
私の留学時代の出費の内訳は:
- 学費250万
- 家賃150万
- 生活費・渡航費・保険100万
という形だったので、時差を考慮して現地にはいくとしても郊外で暮らしたらだいぶ抑えられそう。
私は時差を我慢しても、家族や恋人と生活したいなあと思ってしまうので、そうなるともっと安くなるかも。
ちなみに、学費はオンラインだと少し安くなる学校も多いです!
大学名+covid respondingなどで検索すると、そこ大学の対応が見れます〜
③通学ストレスがない
これも、場合によってはとても大きいこと。
例えばロンドンは交通費も家賃もとっても高いので、家賃を抑えようとzone2以降などに住んで中心部まで通おうとすると
バスやら地下鉄代やらで結局お金も時間もかかってしまいます…。
【ロンドン節約術】学生&YMSで過ごした私の、観光も生活も安く楽しむ10の方法公共交通機関も簡単に遅れたりバス停変わったりしますもんね…..何度も走りました….
家にいてすぐに授業にアクセスできるのは、やっぱり羨ましいです。
④質問のハードルが低い
日本人留学生は、私も含めクラスで発言するのが苦手な人が多いなと思います。
というか、ヨーロッパ学生始め、皆様よく発言されるんですよね….ぽつんと置いてけぼりになって、聞きたいことが聞けないという事態が何度もありました。
オンライン授業であれば、コメントも公平に出しやすいのでそのあたりはハードルが低いと感じます。
これは、先生にも私の意欲だったり、何に関心があるのか?など把握してもらえるので積極的に活用していきたいところ…
現地留学のメリット
①支え合える友達ができる
やっぱり1番のメリットは人との出会い。
英語で新しいことを学ぶなんてただでさえ大変な海外留学、一人で乗り越えるのは結構厳しいもの。
同じ思いを持って海外から遥々とやって来た留学生と仲良くなったり
「今日、先生なんて言ってた?」と互いの録音を聞き合ったり
そんな時間は授業そのものよりも貴重でした。
そんな私を支えてくれたのはクラスの友達で、彼らがいなかったら絶対卒業できていなかったかも。
留学の目的を「人との出会い」に置いているのであれば、やっぱりそこは大事にしてほしいなあと思います。
②スケジュールが決まっているので生活にメリハリがつく
フルタイムで学生生活に挑む場合、自己統制が苦手な人だとオンラインの授業は大変かもしれません…。
毎日授業時間が決まっており、日々のルーティーンも作りやすい現地留学であれば
バイトもジムも遊びも勉強も、効率的に進めていける気がします。
周りに友達がいてくれたり、頑張る仲間がいたから乗り越えられたけれど
これが一人だったら厳しかったかもなあ、、と思ったりします。
学位も取れてロンドン生活も楽しめたのは、やはり現地留学だったからかも。
③わからないところを直接教えてもらえる
誰がよくわかっていて、誰が親身にアドバイスをくれるか…といったことは
やはり毎日顔を合わせて一緒に過ごすことでわかってくるもの。
授業中ふとわからない箇所が出てきた時に、さくっと教えてもらえるのは対面授業だからこそ。
先生にも授業後すぐに聞けて明確にできるので、時間をかけずに勉強を進められるのは忙しい留学生活ではとても大切だと感じます。
④キャリアに繋がる出会いがある
私の授業では、毎週のようにAction Against Hunger, UN, Save the Children, RESULTSなどの国際機関で働いているスタッフや
UCLやKingsといった名門校の先生が講師で来てくれていました。
私はシャイな日本人生徒だったのでいつも隅っこからキラキラと憧れの視線を送って終わっていましたが
クラスメイトはみんな積極的に連絡先を教えてもらったり、自己アピールに勤しんでいました。
後々LinkdInで見つけて、授業聞きました!と連絡をとって、そこからキャリアに繋がることなんて全然あります。
国際キャリアで通用する、職歴と学歴の重ね方私のクラスメイトは今も、当時来ていた講師の縁でエチオピアで研究を続けています。
こういう出会いもやっぱり現地で交流できるからというのは大きいですよね…。
実際に現地留学をしてみて感じたこと
留学を経て、圧倒的に自分の中で”得られて良かった”と感じたものは
学位よりも、ロンドンでの生活よりも、多様性溢れる環境の中で皆で一緒に学んでいった経験でした。
日本での常識など一切通じず、なんなら「日本は特別だからちょっと例は参考にできないかな」などと流されたりもしながら
自分の経験や見解を踏まえて、世界中から集まったクラスメイトが同じ課題について議論する日々。
【海外大学院留学】大学院に行く意味ってある?について考えてみた。自国では気づかなかった自分の新たな性格を知ったり、そんな人たちと議論する楽しさを知ったり。
そういう「人」を通じた経験が1番の財産だったなあと思います。
留学当初の目的は、もちろん学位を取ることでした。
ただ、振り返ってみて、自分の中で大きく変わったなと感じる要因は、学位よりもその経験だった気がします。
実際に次に選ぶなら….?
上記を踏まえて、次の留学はおそらく
働きながら2年、もしくは1年集中butどこか物価の安い国でオンライン留学することを選びます。修士の場合ですね…!
例えばイギリスの場合はFull-time(1年)とPart-time(2年)が選べるので
仕事や子育てを続けながら2年で取るか、時差があまりない場所でFull-timeで受講できたら、と思っています。
理由は、今後子育てなど家族の面でブランクが出るかもしれないので、学位取得はもうブランクを作りたくないということ。
また、現地留学で得られる経験面は、海外で働きながら暮らせたらそこでも得ることができるかな?とも思うので
抽象的な目的よりも、戦略的に考えていきたいと思った結果です。
ちなみに、社会人経験を数年経ての海外院留学はまた異なった&魅力的な奨学金がたくさんあったりします。
そのあたりも見ていかなきゃ….
【実体験】海外大学院留学、受かる奨学金の選び方。まとめ
以上、オンライン授業と現地留学のメリット・デメリットを比べてみました。
将来海外で働くのであれば、そこで得られる経験もたくさんあるので、今無理に現地に行って暮らしながらオンラインで授業、なんてしなくてもいいのかなと今働いている中で思ったりします。
お金も時間も賢く使いたいところですよね….
私も、次の留学に向けて少しずつ考えていきます✏️