こんにちは!nemu(@nemusblog)です。
今日は海外就職の話。
私は、昨年25歳の時に新卒でカンボジアにて就職しました。
まだまだ自分の理想に近づくまでは様々な過程が必要だと感じますが、それでもずっと海外暮らしが好きだった私にとって
社会人になっても継続して海外で暮らせていることはとても居心地が良いです。
そんな心に従って生きれるように、今から意識して得たいスキルについてのお話です。
Contents
”生きやすい”という感情について
当たり前だと思って我慢して、常識なのにどうしてできないのと言われ、自分を否定して過ごしてきた時期が長くありました。
【自己肯定感】”自分が嫌い”だった私が、自尊心を高めるまで。中学校の頃から、出席番号順のはずの個人面談は最後に回され、先生といつも長時間話し合うような生徒でした。
だから、高校生の頃から海外ドラマや映画を毎週のように見始めて、なんとなく自由で自分らしく生きているような印象を受け、大学生になった瞬間から海外に出るように。
いろんな場所で生活しましたが、特に個人主義な人が多い環境での生活は本当に楽しくて、初めて繕わないありのままの自分が受け入れられているように感じました。
ただ、同時に”この仕事をやっていきたい”と思える専門分野も、良くも悪くも見つかってしまいました。
良いことばかりじゃないかも、と思ったりもしています…。
”日本人だから”できる仕事をするかで戦略は変わる
なぜなら、専門性に拘りたいからこそチャンスは限られてしまうから。
どんな仕事でも海外で暮らせるなら!と思えば、機会はたくさんあります。
日本食レストラン、日系企業、翻訳通訳、ノマドフリーランス…..
ただ、特に日本人だから求められている、というわけではない仕事に就きたい際はもっともっと戦略が必要なのかなと思ったりします。
もちろん私はこっち側です。
折れそうになることもたくさんありますが、もう少し諦めずに信じて頑張りたいところ….
優先度⭐️⭐️⭐️語学力
確かこれは国連かJPOだったと思うのですが、いずれにせよ国際的な環境で働きたい場合には下記のようなスキルが求められます。
(1) 「語学力」:採点項目は、加点上限となる最高点数が高い順に、「英語」 、 「フランス語」 、 「その他国連公用語等」となります。
(2) 「職歴・経験」:採点項目は、加点上限となる最高点数が高い順に、「専門度(関連する専門的職歴の期間、 職歴に一貫性があるか)」 「国際度(多様性ある職場環境で専ら外国語を用いて勤務した経験、海外における勤務経験、外国語 を多用する勤務経験)」 「普遍性・汎用性ある資質(主にUN Core Values及びUN Core Competencies)」となります。
(3) 「総合潜在力」
語学はできて初めてスタートラインだと、いつも言い聞かせています。辛い…
【大学院留学】Skype英会話だけで、IELTS7.0を達成するまでヨーロッパでは、複数言語を話す友人ばかりでした。日本にいた頃は英語話すだけですごいって言われていたのに…
こんな厳しさに気づくためにも、自分自身を早い段階からチャレンジングな環境に置いた方がいいと思ったりもします。
今はオンラインで勉強する機会も増えているので、私も本腰入れていかなきゃ…
優先度⭐️⭐️異文化理解&コミュニケーション能力
(2) 「職歴・経験」:採点項目は、加点上限となる最高点数が高い順に、「専門度(関連する専門的職歴の期間、 職歴に一貫性があるか)」 「国際度(多様性ある職場環境で専ら外国語を用いて勤務した経験、海外における勤務経験、外国語 を多用する勤務経験)」 「普遍性・汎用性ある資質(主にUN Core Values及びUN Core Competencies)」となります。
この国際度は現場で得られる経験なので、結構意識しないと作ることが難しい。
東京でばりばり働いていた優秀な人が、海外にいきなり出て適応できなくて帰ってしまった…みたいな場合って
スキルも語学もあるのにここの部分が弱くて合わなかった、なんてことがあったりします。
「こうあるべきだ」論が強かったり、成功体験が多くてプライドが高く分かり合えなかったり。
こういった経験は、仕事以外でも国際交流系プログラムに参加したり、なんならSkype英会話で海外の先生と話す中でも少しずつ得られるものかも。
優先度⭐️⭐️⭐️専門性
「専門度(関連する専門的職歴の期間、 職歴に一貫性があるか)」
高い専門性があり、且つ日本だけじゃなくて海外でも応用できること。
ただ専門職でも、日本の経験を一概に応用できるかというとそうはいかなかったりするので難しい。
自分じゃないといけない理由、を職歴の中で重ねていく必要があります。
他の人でもできるのであれば、わざわざビザを出して外国人を取る必要はないですもんね。
海外で栄養士になる!海外大学院で学んだ国際栄養とは?例えば日本の栄養概念はとても先進的で、給食や食育、ヘルシーな日本食などは海外からも注目されています。
ただ、それを海外で応用できる機会が、まだまだ多くないなと感じています。
特に食や文化に関わる分野であるため、同じことを他の地で再現できるわけじゃないですよね。
そんな時に、上の異文化理解力と合わせて、自分の専門スキルを用いて海外で応用させることができたら。
そこの繋がりまで見えて初めて国際的に認められる”専門性”になるのかな、と思ったりします。
優先度⭐️積極性、自己主張力
これは人によるかなあと思うので星1⭐️で。
海外では自立している人が好かれるというか認められやすい傾向にあるので、自分の意見が言える、自己主張できることが大切だと感じます。
【自己肯定感】”自分が嫌い”だった私が、自尊心を高めるまで。こちらの記事でも紹介していますが、日本人の自己肯定感って突出して低いです。私も然りでした。
なので、海外に出てまわりが自分自身の魅力を理解して、しっかりと自己主張して認められている中で
「わたしなんて…」という気持ちでは認められないどころか存在が見えなくなってしまう場合もありました。
ただ、それはあくまで授業評価の話。
就職活動という競争の中で認められる場合や、仕事を始めてからも常にレイオフのリスクが高い環境で働く場合は
しっかりと自信を持って前に出て行かなきゃいけない部分もあるのかな、と思います。
まとめ:理想を叶えるまでに、我慢の段階はたくさんある
特にまだ経験が浅いので….!このあたりは認めなきゃいけない事実。
でも、きっとどの段階でも同じくらい大変なことと楽しいことがあるんだろうなと思います。
今のカンボジア生活だって、数年前には夢にも思っていなかったこと。
しっかりと足りない部分は補いながら、同時に毎日の日常も楽しんで豊かに過ごしていきたいです。